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春日部の名所、藤の牛島にある弘法大師の巨大な藤の木

春日部市の市街地の東部に位置する、
東武野田線の藤の牛島駅から、
北方へ600メートルほど進んだ場所に、
国の特別天然記念物として著名な「牛島の藤」があります。

fuji.jpg

巨大な藤棚に伸びているムラサキフジの枝葉は、
東西に34メートル、
南北に14メートルにも広がっていて、
樹木の根回りは9.2メートルもあります。

4月から5月にかけて開花し、
花の長さは人の背丈を超える2.7メートルもの大きさになります。

無数に垂れ下がった巨大のフジの花は、圧巻の光景を生み出しています。

特別天然記念物とは、天然記念物のさらに上を行く、
たいへん貴重な植物ということができて、
このスケールを感じれば誰もが納得できます。

春日部市の牛島の藤の樹齢は
1000年から1200年と言われ、
弘法大師空海が自らの手で植えたという伝説も残っています。

空海は奈良時代に唐へ留学し、
真言密教を日本に持ち込んだ人物で、
西暦835年にその生涯を閉じました。

空海の生前から数えると、
牛島の藤の樹齢が1200年であるという説にも、
信ぴょう性があるようです。

ところでこの名所は牛島の藤なのに、
東武野田線の最寄り駅の名称は「藤の牛島駅」となっていて、
牛島と藤が逆転しているのが奇妙なところです。

牛島の藤の近くには牛島公園があり、
高校野球の予選などの試合が行われています。

ちなみに春日部には
春日部共栄という甲子園優勝経験のある学校があります。

話を戻します。

また、近くには古利根川の流れがあり、
河川に沿って公園が南の方まで伸びていて、
牛島の藤の周辺は、自然の豊かな土地となっています。

これからの季節、散歩などするととても気持ち良いです。

たまにはのんびり自然と触れ合うのも
良いかもしれません。

そんな気分の時はぜひ、春日部市の牛島へ
お越しください。

今日も最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
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